【レビュー】S.H.Figuarts 怪獣8号
製品情報
・レビュー:■2024年5月2日
・メーカー:■BANDAI SPIRITS
・発売日 :■2024年4月26日
・定価 :■5,500円
・登場作品:■怪獣8号
・製品仕様:■PVC、ABS製 ■全高:約190mm
S.H.フィギュアーツ 怪獣8号 パッケージ
S.H.フィギュアーツ 怪獣8号 スタイル
■『怪獣8号』シリーズから「S.H.フィギュアーツ 怪獣8号」が登場。フィギュアーツでは大きめの身長で情報量の多いモールドで爬虫類のような鱗を再現。胴体は独自ギミックで見た目と可動域を両立。交換用腕部と脚部で再来週くらい?(2024年5月2日現在怪獣8号3話まで配信)のシーンを再現できます。
S.H.フィギュアーツ 怪獣8号 バストアップ
■表情パーツA。鬼瓦のような面でツノなどシャープです。アニメイメージのアイプリントが施されてます。歯並びは立体的に造形されてます。後頭部は甲冑二段が可動します。頭部の表面には爬虫類のような鱗が造形されてます。
■表情パーツB。面を交換して再現します。叫び顔。口を開けた造形で口内は舌など造形彩色されてます。
■表情パーツC。視線が左寄りになったアイプリント。
■表情パーツD。驚き顔。ギャグ調のアイプリントになり、口を開けた造形。舌がリアルに造形されてます。
S.H.フィギュアーツ 怪獣8号 細部のディテール
■細身で所々筋肉質な体格。劇中よりも脚が長く感じます。ボディの表面には爬虫類のような鱗がモールドで再現されてます。つや消しの成型色に部分塗装が施されてます。背面には背骨のような突起が造形されてます。胴体は可動ギミックはかなり複雑で、三分割され中央の可動フレームがあり側面が軟質素材で造形されてます。背面の一部がヒンジ可動することで反らせるアクションが可能です。
■肩フレームはスイング式。腕部は筋肉質な造形。腕部にも鱗のような造形が施され、肘フレームにもモールドが施されてます。手首は握拳で骨格のようなデザインが造形されてます。
■左右の腰が軟質素材で造形されてます。股関節、膝フレームにはモールドが造形されてます。大腿部の先端には軟質素材のカバーが造形され、股関節と大腿部を繋ぐジョイントが自然に可動します。脚部の表面には凸凹されたモールドが造形されてます。足首は素足のような造形で爪がシャープです。つま先がヒンジ可動します。
交換用手首
■左右一種類付属。
分解ギミック
■右前腕と左前脚が着脱可能。
交換用右腕パーツ
■右前腕は展開した造形で、内部は生体組織のような造形になってます。
交換用右足パーツ
■脚部が展開して、パイルバンカーのような突起が三本出てます。
可動範囲
■頭部と首に可動部位があります。
■胴体が三分割され独立可動します。
■肩はスイング式のロール軸可動で、上腕は回転可動。
■肘は二箇所式、手首はジョイント可動します。
■股関節はロール軸可動。
■膝は二箇所式。
■足首はボール軸可動。つま先はヒンジ可動します。
「わりーな 時間がねーから1発で解体するぜ」(日比野カフカ)
評価 4.0
■シンプルなプロポーションながら、全身に鱗のようなモールドが造形されてます。随所に造形されたヒンジ可動や二重カバーなどで自然にアクションポーズが可能です。可動部位も多く、軟質素材を巧みに使いプロポーションと可動域を両立。表情パーツの付け替えがかなり楽なフィギュアです。表情も豊かでシリアスからギャグまで用意されてます。2024年春アニメで怪獣8号と戦隊大失格にドチャクソハマっているので今後の怪獣8号アーツの商品化が楽しみです。